小豆は収穫してからたくさんの選別工程が待っています。
まず第一の選別は『水選別』です。
小豆はエナメル質の赤い表皮で覆われていて、吸水するのはヘソと言われる白い胚乳のところだけ。
少しくらい水につけても、その後に乾燥させれば問題ありません。
悪い小豆や鞘や茎などのゴミが水に浮く性質があります。
それを利用して水選別します。
まず収穫して脱穀。
カラッカラに枯れて乾燥した小豆を、茎ごと収穫します。
収穫した小豆は、豆っこで脱穀したり、
棒で叩いたりして脱穀します。脱穀は非常に大変な作業です。
脱穀した小豆をオケに溜めた水の中に入れザッと手で洗い、浮いてきたもの全てをザルですくって捨てます。
漬物樽に水を入れて、その中に小豆を入れます
浮いてきた小豆とゴミをザルですくって捨てます
水選別し終わった小豆
水選別した後の小豆は、丸一日から二日、天日乾燥させます。
水選別後の小豆を、ゴザに広げて天日乾燥させます
その後、生産者さんはかごしまんまに小豆を持ってきて、色彩選別機に1回かけてから小豆の重量を計量して納品します。
水選別した後の天日乾燥させた小豆を、生産者さんが色彩選別機に1回かけ、計量して納品となります
納品された小豆はその後さらに再び5回、色彩選別機にかけます。
そうしないと不良豆が取りきれないのです。
かごしまんまでさらに5回、色彩選別機にかけます
そして最終的には手選別します。
人間の目が、一番正確です
こうして、小豆は製品になっていきます。
数々の選別を通過してきた、綺麗な小豆
収穫された小豆はこのようにたくさんの選別を経て、製品化されます。
クラファン挑戦も残りあと9日となりました。
おかげさまでたくさんのご支援をいただき、達成まであと少しに迫ることができました。
ありがとうございます!!
引き続きの応援、どうぞよろしくお願いします。