食品小売業にとって12月が1年で一番忙しい月であるということを忘れていました。
まさにその12月にクラファンを始めていました。
金曜日の今日は出荷日。
普段の1.5倍の注文数。そのひとつひとつの注文量も普段の1.5倍になるのが師走。
そしてそれをひとつひとつ目的地まで運ぶ配送業者さんたちの物流量も既にパンク寸前だとか。
最終集荷に来た宅配便のドライバーさんの目も死んでました。
加えてクラファンへの並々ならぬ緊張。
スタッフにいつも以上に負担をかけてしまいました。
反省。
今日の出荷作業。プレハブ冷蔵庫内に作業室があるので1年中寒いし薄暗い。
通販サイト『かごしまんま』には野菜セットをはじめパンや卵や豆腐や納豆、お肉、昆布、ワカメ、お茶、調味料、米まであらゆる九州産食材を選べてひとつの段ボールに15kgまで冷蔵便で送ることができます。
野菜セットと色々な食材をなんとか工夫して、壊れないように傷まないようにひとつの段ボールに詰め込む作業は、熟練の技が必要です。
野菜セットだけでダンボール体積の半分くらいを占める。
↑この野菜セットに、↓この色々な食材を詰め込んで1箱に丁寧に詰め込んでいきます。
ご注文内容の一例。野菜セットが入る段ボールに同梱して、1箱に納めないといけない
卵や割れやすいものには、クッション材を使います。肉類や乾麺など重くて壊れにくいのは最下部へ。
潰れやすいパン類や豆腐や葉物野菜は最上部へ入れます。
数も間違えないように、大変神経を使います。
一般的なお店というのは、傷みを発見したら気軽に返品しに行けます。
ところがインターネット通販はお客さんとの実際の距離が遠すぎるため、それができません。
間違えたらそのつど送料をかけて、野菜や商品を交換することになるので経費がかさみます。
なので出荷作業というのは、大変神経を使う作業です。
12月はその他の仕事も非常に大変で、夕方からようやく事務作業。
今日はなかなか帰れないのではないかと心配したほどでした。
今日は早く寝ることにします。
山下理江